条例 / 改稿履歴
第1稿から第4稿まで、
どこをどう直したか。
条例案は3回書き直しています。思いつきで作った文書ではなく、指摘を受けて直してきた文書であることを、そのまま見ていただきたいと考えています。各稿の全文も公開しています。
第1稿
原案
全6章・25条
約2,300字
約2,300字
第2稿
市道の修正
全6章・25条
変更は1箇所のみ
変更は1箇所のみ
第3稿
実効性の付与
全9章・43条
約5,400字(2.4倍)
約5,400字(2.4倍)
第4稿
フレームの転換
全9章・43条
条文構造・数値は据え置き
条文構造・数値は据え置き
第1稿 → 第2稿
住民の生活道路を、塞ぐところだった。
変更したのはたった1箇所です。しかしこの1箇所を直さなければ、条例は住民自身の生活を縛るものになっていました。
第1稿
自動車及びバギー等の乗入れ(を制限する)
第2稿
市道以外への自動車及びバギー等の乗入れ(を制限する)
市道は道路法に基づく公道であり、住民の生活道路です。ここへの乗入れまで制限すれば、条例は目的を外れるだけでなく、上位法との関係でも成立しません。対象は「市道以外」に限ると明示することで、規制の範囲がはっきりしました。
第2稿 → 第3稿
理念だけでは、何も止まらなかった。
第2稿までは、守るべきことを書いてはいても、開発が実際に持ち込まれたときに働く手続がありませんでした。第3稿で、条文を25条から43条へ増やし、実際に機能する仕組みを入れています。
新設 第2章
景観計画区域の指定
景観法第8条に接続することで、条例の基準を法律の枠組みに乗せました。
新設 第4章
大規模開発の事前届出制
30日前の届出、変更命令、建築確認との連動。この条例の中核です。
強化 第8章
違反への措置
公表、市の許認可・補助金との連動。罰金ではない実効性の持たせ方です。
第3稿 → 第4稿
「守る条例」から「価値をつくる条例」へ。
第4稿で変えたのは、条文の中身ではなく、立て方です。数値基準も手続も第3稿のまま。目的・理念・章の名前を、規制の言葉から地域価値の言葉に置き換えました。同じ内容でも、読み手の受け取り方が変わるからです。
第3稿のタイトル
平久保半島自然環境・星空景観及び持続可能な観光利用に関する条例
第4稿のタイトル
平久保半島条例
章
第3稿
第4稿
第2章
景観計画区域の指定及び景観計画
地域価値向上のための景観計画
第3章
星空環境及び光害対策
平久保ブランドの中核 ──「夜の暗さ」の価値保全
第4章
大規模開発の事前届出制
質の高い地域づくりを実現する事前届出制
第5章
エコロード及び自然利用区域
自然観光資源の価値保全と高付加価値化
第7章
観光事業者及び認定事業者の責務
観光事業者との協働
第8章
違反への措置
地域ブランドを守るための措置
「責務」を「協働」に、「違反への措置」を「地域ブランドを守るための措置」に。同じ条文が、事業者を取り締まる規定から、一緒にブランドを守る規定になります。
平久保半島自治協議会 hirakubo55@gmail.com / 090-9382-0744(事務局 新垣信成)